どうせ言われ尽くしていることだとは思うんですが、タカラのこれ見たときに、「合体戦艦…」と言う言葉を呟いてしまいました。
この路線、得意なんですが…。…得意なんですけどね。（小沢さとるファンの僕はロボダッチの方だったからな。それでもレッドホークは持ってたらしいが）
タカラの奴は、作ってるのがピットロードなのでちょっとした資料としては十二分以上な出来だと思います。単に分売して"合体"する事だけがアレなだけで…。…それにしても、止める奴ぁ居なかったんかなぁ。

なんとなく「あの空の向こう側」が欲しくなったんですが、これ、設定読んだときに、"ぼくらがここにいるふしぎ"を思い出したんですよ、なんとなくなんとなく。

良く『貸し』を作るとか『借り』を返すとゆー言葉を聞く。
僕は、この手の話を聞くと必ず疑問符を浮かべるのだが、一般的にはどうなのだろうか。ちょっとした例を示す。
ドラえもんのキャラクターで、ジャイアンとスネ夫の組み合わせで、何かの事情でスネ夫がジャイアンに『貸し』を作ったとする。ここで、第３者から客観的に見ても、スネ夫の視点で見ても明らかに『貸し』なのだが、ジャイアンとしては『借り』を作ったという自覚が欠片も無かったとする。
ジャイアンとスネ夫という組み合わせは、相互に明白な強弱関係の概念がある、価値観が違う、という２点で端的なので引用したけど、金銭とかゆー数値化されたもの無しで成立する『貸し借り』ってのは、実は互いの信用関係を前提としたものだろうってこと。この関係は"取引き"成立時だけではなく、貸借表がチャラになるまで維持されなければ踏み倒されちゃう覚悟も必要だよね？


長いこと同僚に貸し出し中だった『まぼろしパンティVSへんちんポコイダー』が返ってきた。流石に劇場公開されていた作品なので、従前の『まいっちんぐマチ子先生（実写版）』の如きインパクトはない…。って!!、こっちまで映画化かよっ!!　（気を取り直して）少なくともマチ子先生実写版Part.1と比較すれば至極普通の作品に過ぎないことだけは断っておくですよ。（力無く）


このライトノベルがすごい！ 2005
ここ最近の"ライトノベル"はこんなんですよ、な紹介本の２回目。
今回は前回よりも作品の取り上げ方が妥当になったとは思う。とはいえ、作品のランキングで『七姫物語（電撃文庫）』が６位に入ってるのを見て、あれ、と首を捻る。これと１７位に入っている『吉永さん家のガーゴイル（ふぁみ通文庫）』が今回の僕の指標。それぞれ初巻に限れば、よく書けているという点では圧倒的に後者に分があるのだが、"ふぁみ通"の文庫という媒体ゆえに相当損をしていると思う。前者については、丁寧に書かれているけれども、そこまで上位に挙げるものではないだろうということ。ランキングは妥当だと思う部分と、華が無いと良作でも低いところにいるなぁってのと（それはそれで妥当なんだが）があるけど、挙げられていたら順位関係ないや、って程度に受け取るものかしらん。選考者の方も、やっぱり目に付くところから挙げてるんだね、ってのがありありでして。"目利き"のヒト達の言い分も、秋津透氏のそれを除くと「はぁ、そうですか」以上に取れないし。（正直氏を見直した。ごま氏ごめんなさい）

ヨイコノミライ！ #2（SEED! COMICS）きづきあきら
　COMIC SEED!の看板作家になってしまったきづきさんですが、やってることは相変わらずです。（同人時代から読者やってんだから半ば以上は褒め言葉ですよ）
　なお、毎度のようにPOP撮影に行っていた"書楽"ですが、今回はとても行けそうにありません。撮ってきてよ＞近所のヒト

☆とくべつな日☆　（WORLD COMICS SPECIAL）流星ひかる
　貧乳アンソロ本に描かれた短編集。こーゆー短い話ごった煮で、昔の"りぼんコミック"な感じの"たんぺんしゅー"してる漫画本って昨今はえろまんがの世界でしか見受けられず寂しい限り。…って、少女漫画読んで育った30代男性がメインターゲットになるのか？（汁　ちょっと嫌かも…。
　ちなみに秋葉のメロンブックスとかでは、クリアファイルが付きます。

朝起きると、やたらめったら目が痛いので、とりあえず目を使わずに※午前中を過ごしたのですが、充血して完全に紅く染まるに至り、というか余りの痛さに昼休みを使って目医者に駆け込む。病状はいつものアレルギー症状。体力が落ちると発症するとのことだが、コミティアの待機列で風邪でも引いたんだろうか、シャツ1枚で早朝のビッグサイト前は少し寒かったし、などと思案する。なお、今回のは症状が結構やばかったらしく、一寸でも悪化したら眼球に直接注射するよと脅される。そんな次第で、大人しく職場に戻って大人しく仕事して大人しく秋葉寄って大人しく食事して大人しく帰って大人しく寝る。
　※健常者の癖に目を使わずに歩ける…。職場の人間に「超音波出して歩いてるんだよ」と言われてしまった。


昨日ＭＧＭなんつー激しく懐かしい名前を見てしまったので、はて、どういう終わり方をしたんだろうと検索掛けてみたら…。生きてるんでやんの。割と最近も開催されていたりして、…言っちゃナニですが、誰が行くんだ？（特に一般）
一緒に夕食したIさんにこの話をしたら、やっぱ未だに残っていたことに唖然としてました。


買い漏らしを含めて

銀牙伝説 ウィード #30（NICHIBUN COMICS）高橋よしひろ
　30巻目にして第1エピソード終了。ここまで苦しめられた法玄を倒すが、ウィードは彼を殺さない。其れが故にこそ銀の後継と群に認められるのだが、復習を誓ってその場を立ち去る法玄は…人間の猟銃により頭蓋を吹き飛ばされて息絶える。
　なお第２エピソードの敵は、猿の軍団。
文車館来訪記（アフタヌーン KCDX）冬目 景
豪放 ライラック #2（GUM COMICS）桑田 乃梨子
機動戦士ガンダム THE ORIGIN #8（Kadokawa Comics A）安彦 良和
女王騎士物語 #3（GANGAN COMICS）下村トモヒロ
ＳＯＵＬ ＥＡＴＥＲ #2（GANGAN COMICS）大久保 篤
ああっ女神さまっ #30（アフタヌーン KC）藤島康介
ラブやん #4（アフタヌーン KC）田丸 浩史
地球防衛ＯＬいちご よりぬきいちごさん（MFコミックス フラッパーシリーズ）新居さとし
オーバーマン キングゲイナー #3（MFコミックス フラッパーシリーズ）作:富野由悠季 /画:中村 嘉宏

今回は別イベントに参加する宿泊客もおらず、楽しようって事で、家から使える始発のバスで何時に到着出来るかの試験行。結論から言うと朝の７時には既に並んでいたので、コミティアなら必要十分というか少し早いかなってところだけど、連絡が良くて実所要時間が短いから楽ってな重要要素もあったので、春秋は多分コレで固定。

20周年展示会の冒頭部でＭＧＭつー字面を見て"懐かしい"と思ったわけですが、はて。ＭＧＭもコミティアも（そうさく畑も）創作同人の場だよなぁ、何故にコミティアは分離したんだ？と疑念を抱いたわけです。往時は絶対に知っていたはずなのですが、どーでも良い事リストに放り込んで記憶から削除してしまったらしく、まるで記憶に無い。トシってのも、そこそこ取る分には良いけど過ぎると毒にしかならないもんですね。控えられる分には控えたいものです。

















で、普段ならイベントで何買ったとか見たとか書き連ねたりはしないのですが、今回は付和雷堂さんのところに、Pinky.st仕様の"ぴかちゅー"と"ちよりさん"が並んでいたので、これは写真を掲載しないとな、ってことで特別に掲載。古い携帯電話のカメラなんで、ピンは何処に合ってるのか不明だし、光量も足りてなかったりしますが、それはそれ。
なお、ＣＹＯＮ氏から間接的に伺った（作成した方が言っていたらしい）話だと、来春には量産化の話もあるようなないような、とのことで。個人的にはコミティアの参加層だと、自力で塗装組立が出来るかが微妙なところなので、完成品のが良いんじゃないかなと思えた次第。とゆーか、買っただけで満足しちゃって組んでないのが結構あるんですよ。楓ちゃん（痕）とか楓ちゃんとか楓ちゃんとか…幾つ有るんだか…。って、しまった!!　望ちゃん（wind）のは１つもないじゃないか!!　そんなことだから今に至るも心臓の調子が悪いんだよ（以下略）

他に嬉しかったことといえば、真鍋譲治さんところの『くろぼね』が、商業誌掲載がなくとも描き続けられる（次巻は冬だそうで）ってことを再確認したことかしら。多分Webでも言ってるんだろうけど。　

以下はメモ
　九月病総集編２（海底温泉）＞某澤さんその他へ
　愛と幻想のホモ映画ガイド＞Pへ
　ぱえりあ関連＞でばちへ

『怪奇大家族』ですが、今週の『実録！仁義の冥土』はいつもにもまして一見さんお断り仕様で、痛い目を押さえつつ頭を抱えてました。60〜70年代の日本の怪奇映画、今ひとつ判り辛い形で引用し捲くってないかと思えたんだけど、あんま造詣深くないんで"多分どっかで見た事あるなぁ、気のせいかなぁ"止まりだったのはちーと残念。それは兎も角、"メメント森"には笑う以前に目一杯脱力したですよ。

起きているはずのPCが眠りについていたのを不審に思っていたら、UPSのバッテリーが死んでいた。APCのBK500Proは98年…もしかしたらその前年辺りに買った物なので、今までに都合２回電池を交換している。当初分を含めて７年で３回が多いと思うかも知れないが、APCのに積んでる電池はロングライフではないこと、夏場の運用温度が30度を超えていること、今入ってるのが秋月のクー○ンであることを考え併せれば、特に今回３年近く保っているだけで十分である。で、今回もクー○ンにするか微妙に迷ったのだが、高価（2800\→3500\）で且つ容量が減る（8A→7.2A）ことを考慮しても日本電池のものに変更。どうせ中身は大差ないと思うけど、もしも半年でも一年でも延びれば儲け物ではある。（現在の設置環境で３年しか保たなかったってことでクー○ンから手を引いただけ）　とはいえ、以前のように12V11Aの製品がラインナップにあれば、瞬発力の方を優先してそっちにしていたかもしれない。（12V12Aのも入れれば入ると思うんだけど）　なお、こーゆー話は自己責任なので、真似して事故っても知ったことではないのでその点は宜しく。

※製品のバッテラ寿命表記で、使用温度25℃とか言ってるのは機器の温度。室内が20℃以下であれば達成できるかも知れないが、普通の家屋で普通に生活していれば夏場にそれを維持することは出来ない。（経験則では35℃超えると覿面に寿命が縮む）　なまじ僕が暖房も冷房も要らない（40℃でも冷房要らないし0℃でも暖房が要らない）作りなので、当初の寿命が酷く短かった。

PS
バッテリーを見て回ってて気になった物。
うちのiHP-120に使える物か判らないので迂闊に手を出さなかったが、バッテラが死にかけたら腑分けして考えてみようか。と言いつつ、iriverはサービスが結構良いらしいので、メーカーのメンテで済ませてしまうかも知れない。



NASAのX-43A機がジェットエンジンを動力とした飛翔体として、史上はじめて、マッハ10を超えたとのこと。（という第一報が入ったのよ。誤報だったんだけどさ。実際にはマッハ9.6）　御存じの方も多かろうが、X-43Aは全長4メートルに満たない、ちっちゃな無人機。なのだけれど、その動力としているのは簡易な構造のラムジェットではなく、歴としたスクラムジェットである辺りがミソ。単純に速度記録を狙うのなら、ラムジェットで十分だが、数世代先の宇宙機に至るステップの一段としてこの記録が得られたことに意義がある。

国内の新聞記事なんかでは大陸間の輸送機の為の試験みたいな事をいってるけど、こりゃどっちかってーと宇宙機を目指す代物。なれば、ジェットの段階でせめてもマッハ20近くまで出ないと最終的な速度性能で辛い。今回の件は、位置付けとしては階段の最初の一段を上がった、という程度なのだろう。

いつの間にか開発が開店休業になってしまった日本からすると、継続する意志がはっきりとある、そのことだけで羨ましい限り。悔しいなぁ。多分再来週辺りのAW&ST誌にある程度の記事が載ると思うので、感想らしき物はそれを見てからに。


おまかせ　Ｓ×Ｓ #2（ASUKA COMICS）巣田祐里子
魔法先生 ネギま! #8（SHONEN MAGAZINE COMICS）赤松 健
エア・ギア #8（SHONEN MAGAZINE COMICS）大暮維人
ツバサ #8（SHONEN MAGAZINE COMICS）ＣＬＡＭＰ
魁!! クロマティ高校 #11 あすなろ編（SHONEN MAGAZINE COMICS）野中英次
天と地と 天の巻&地の巻 （角川書店）作:海音寺潮五郎 /画:石川 賢
月は東に日は西にコンプリートガイド（メディアワークス）

今年も柏木楓嬢の誕生日がやってまいりました。（嫁なんだから"鈴木"楓になるのか？）
勿論、例によって例の如くに誕生祝は執り行う訳です。
今（午前零時）のところはスパークリングワイン（生地がシャンパーニュでない以外シャンパンそのものの奴）で乾杯をしたのみですが、今晩にはケーキを買ってきてお祝いをやるわけですな。
で、（身体を壊していた昨年以外は）毎年、姉妹揃って都合5人で祝う光景をUPしていたのですが、以前と違って4面マルチモニタ程度な環境は珍しくもなくなったので、やめにしときます。（机の方が元々3面配置なので、大画面Note足せば4面はいつでも作れるんです）


写真屋さんに『たのもさん、これ（ひざまくら）買わないの？』と訊かれる。『楓嬢の学生服着せれば言うこと無いでしょう』と追い討ちが掛かるのだが、「僕の楓ちゃんはこんな脚をしていない」の一言で返答。『贅沢な』と言われても気にしない気にしない。


さて、帰宅時にケーキ買って帰ったので"いつものやつ"は何時もの如く済ませました。流石にこの年齢になると、ケーキまるごとひとつ平らげるのは骨になりました。（完食するのは当然だよな）　ましてや、しっかり晩飯も用意してしまったので…（馬鹿）

ちょっくら出掛けてまして、行き帰りに硬めの本を少々片付けました。面白いのも結構あったけど、ちゃんと紹介するとなると長くなるので後回とします。

＜眠り姫＞（富士見ファンタジア文庫）貴子潤一郎
　とゆー短編集を読んで、『富士見なふぁんたぢあの文庫は何時からライトじゃない普通の小説も載せるようになったんだ？』とゆー違和感を感じた。いやさね、客観的にはライトノベルの範疇に入る。んだけど、読んでる感じが集英社の"こばると"な雑誌が"しょーせつジュニア"だった時代を髣髴させるんですわ。（現代の小説すばるに載ってても違和感無いのもある。すばるが妙な雑誌になってるだけっちゃそうなんだけど）　　文体自体は、今風という現代のライトノベルのそれで、文章としてみればいわゆる小説の体になってる、てな表現で判るヒトだけ判ってくれば良いのだけど。
それはいいけど、読んでいて"懐かしい"と思ってしまった。僕にそう思わせる文章は直感的に多分まずいぞ。ま、個人としては好き嫌いなら好きだけど。例によって中身について記述するつもりは無いので、そーゆーのが知りたいひとは他をどうぞ。興味があったら読んでみな、とだけ。
※　意図的に検索を避けるような言葉尻してますが気にしないように。

今週分の怪奇大家族見ててですね。
いやまぁ先週も十二分に頭は抱えていたわけですが、真っ向からイロモノでしたんで。
今週のはガチンコに"凄い"話でした。色々とシャレが判る事が前提ですが。

体調が悪いんだか悪くないんだか微妙な塩梅が続いている。
来年以降に備えて、１日３時間の睡眠時間でどれだけ保つかってなテストを続けているので、微妙に疲れは溜まっているのだけど、それにしても、こんなに疲れやすかったかなぁと。別に気を張りつめるでもなく、だらだらと、ただ寝ないだけの生活だから疲れているだけという気もするけど、根っこの基礎体力が落ちているらしい。


Windが例によって（…もう少し言い方はあるだろう？）再生産されたわけですが、肝心な藤宮望嬢のテレカがどこからも出ていないのがショックで、昨日は眠れなかったのです。こうなると、何処で買ったものだ…と迷っていたのですが、秋葉に出てみると"とらのあな"、"げっちゅ屋"、"メディオ"では既に売り切れてまして。やむなく古河電気で購入しました。


Aviation Week & SPace Technology
　今回の特集は"火星"
　昨年、火星に無事着陸し（普通なら"軟"着陸しという所だが、一種の"落着"だからどう表現したものだか）て、火星を彷徨き回っていたマーズバスファインダーの行動記録と写真など。多分国内の雑誌にもおいおい掲載されると思うけど、ここまでの扱いは期待薄。一般的に結構大きい記事でも見開き程度でしかないA&W誌が、１つの特集に10ページ以上も割くのは異例のことなのだから、米国民にとって火星ってのは、何かしら重要なテーマなんだろう。（単に宇宙計画自体のフォローと見ても良いんだけど。軍隊動かす方の予算に押されて更に削られそうな感もあるし）　月にすら探査機を送り込めていない日本とは、まるで違うってのをまざまざと見せつけられているわけで…。
　今回はそれ以外にも宇宙関係の記事を固めてある。先日回収に失敗した奴の件とか、カッシーニ計画の事とか。それ以外にも打ち上げブースタ（まぁミサイルだけど）の記事も妙に多かったり。


CLAYMORE #7（JUMP COMICS）八木教広
　戦いに敗れ片腕を失ったクレアに、自ら残された隻腕を切り落として託すイレーネ。た戦う者の覚悟、ってのを淡々と、だけどここまではっきりと（昨今の）少年誌で描くってのは…やれば出来るもんなんだね。というより、ちゃんとついて来ている少年少女たちに拍手。

みなみけ #1（ヤンマガKC）桜庭コハル
東京バトル 01（CR COMICS）作:成田洋 / 画:MEE
花子と寓話のテラー File;1（Kadokawa Comics A）えすのサカエ
武装錬金 #5（JUMP COMICS）和月伸宏
DEATHNOTE #4（JUMP COMICS）作:大場つぐみ /画:小畑健
幽☆遊☆白書　完全版 #7 #8（集英社）富樫義博
JIN−仁− #4（JUMP COMICS DELUXE）村上もとか

電撃!! イージス５（電撃文庫）谷川流
バッカーノ！ 1933＜下＞（電撃文庫）成田良悟
空の鐘の響く惑星で #5（電撃文庫）渡瀬草一郎
ルナティクムーン #4（電撃文庫）藤原祐


お楽しみはこれもなのじゃ（角川書店）みなもと太郎
　有無を言わさず読んでみろ!!と言える種類の本では…無し。漫画の名台詞についての…うんちく…じゃないよな。いやまぁ"うんちく"なんだけど、描かれたいやさ書かれた背景（まえがきに記載されてるけど）知らないと、パロディのパロディたる由縁も判らないわけで、って。実のところんな事が判らなくても十二分に面白かったのは確かです。一応マンガ少年の読者をやってましたから。以前文庫になっていた奴なんかも持ってるんですけど。大塚氏の解説が鬱陶しいんで出張って欲しくはなかったな。（ここ20年来氏の事嫌いなんですよ）
　今になってみると、何が書いてあるか判らないヒトのほうが多いと思います。つか、リアルタイムでこれ読んでるときに、何の疑問も沸かなかった自分の方が今にすると嫌かな。